建売住宅の予備知識

【建売住宅の選び方】買ったあと後悔せずにすむ見学のコツ

ナツダ
元住宅営業マンのナツダです。「家づくり」のノウハウを、わかりやすく解説します。

建売住宅って、どうやって選べばいいのでしょうか?何か、選び方のコツでもあるのでしょうか?

建売住宅を選ぶときは、基本的に実物を見学して決めます。ですので、上手に見学することで買った後に後悔する可能性を減らせます。

ということで、今回は建売住宅の選び方について解説したいと思います。見学するときは、こんなことに注意してみてください。

さっそく、説明していきますね。

要望の優先順位を付け最も自分に合った物件を選ぶ

一戸建ての分譲住宅を買うとき、まず肝に銘じてほしいことがあります。それは「100点満点の家はない」ということ。

じつは「いつまで経っても家が買えない人」を少なからずお見かけします。そういう方は「もっと良い家があるはず」と、どんな家を見ても満足されません。

ナツダ
そういう人は「次はもっと良い物件が出てくるに違いない!」という青い鳥シンドロームにかかってしまうのです。

そうならないために大事なのが「要望に優先順位を付ける」こと。それから「○か月以内に、見て回った物件の中から買う!」という姿勢です。

建売住宅を買うときに大事な姿勢

  • 要望に優先順位を付ける
  • 期限を決める

たとえば、以下のように5項目~10項目ぐらい要望をリストアップしてみましょう。そして、それぞれに点数を付けていくのです。

優先順位 点数 物件A 物件B 物件C
1、間取り(4LDK) 70点
2、駐車スペース2台分 40点
3、LDKは18帖以上 30点
4、収納スペースが豊富 25点
5、サッシはペアガラス 20点
合計 120点 70点 115点

あなたには、建売を買おうと決断した理由があるはずです。まず、その理由に関する要望を1番目に持ってきましょう。

たとえば「2人の子供の部屋と、親との同居を見越した和室が欲しい」というのが理由なら「4LDK(LDK+和室1+子供部屋2+寝室1)」が優先順位一番になります。

こうして出来上がったリストを持って、複数の分譲住宅を見学して回ります。そして、一番点数が高かった家を買うのです。

ポイント

要望に優先順位を付けて、見学した家に得点を付けられるようにしておくことで、後からその家の特徴を思い出しやすくなります。

建売を買って後悔したくない人には、この方法がおすすめです。100点満点の家がないとわかり、相対評価で気に入った家を選択しやすくなります。

ちなみに、建売を買った人がどんなことで後悔しているのか、気になる人はこちらの記事もあわせてどうぞ。

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環境をチェックしておく

家を買うときは、環境も大切です。見学するときは、家の中にばかり気を取られないように注意しましょう。

たとえば、以下のようなことをチェックしておきましょう。

  • 日当たりや風通し
  • 前面道路の位置や幅員
  • ゴミステーション
  • 町内会
  • スーパー
  • 学校や病院、公園などの公共施設
  • 最寄駅
  • 治安
  • 河川との高低差
  • 高圧電線
  • 嫌悪施設
  • ニオイや音
  • 水はけ

日当たりや風通しは、心身の健康に影響します。

ただし、南向きのLDKが良いとは限りません。道路から丸見えで、カーテンが閉めっぱなしになっている家もたくさんあります。

また、近くに学校があるのはいいのですが、平日の昼間はうるさいこともあります。ミニ工場や工務店が近くにある家も、音とニオイに要注意です。

ナツダ
家の前に公園があるので気に入って買ったら、夜な夜な若い子がたむろしている・・・というのも嫌ですね。

コインパーキングや月極駐車場など、転用しやすい広い土地も要注意です。商業地域や工業地域では、とつぜん工場や風俗店が建つこともあります。

環境に関してもチェックリストを作り、見学した物件を採点しておくといいです。

建売会社のアフターメンテナンスも大切

家は完成と同時に老朽化が始まります。必ず定期的にメンテナンスが必要ですので、建売会社のアフターサービスも要確認です。

とくに、住み始めて1年目のチェックと10年目以降のメンテナンスが大切です。

住み始めて1年目のチェック項目

  • ・住宅設備は問題なく機能しているか?
  • ・クロス(壁紙)のはがれやヒビ割れがないか?
  • ・床材が反ったりはがれたりしていないか?
  • ・ドアやサッシの建て付けがゆるんでないか?
  • ・基礎にクラック(ヒビ割れ)がないか?
  • ・雨漏りしていないか?
  • ・排水管につまりがないか?
  • ・床鳴りしていないか?

10年目以降メンテナンスが必要なところ

  • ・外壁や屋根材の塗り直し
  • ・水まわりの交換
  • ・クロスの貼り直し
  • ・給湯器の交換
  • ・白アリ防蟻処理の再施工
  • ・老朽化した部材の交換

建売住宅では、こちらから呼ばないと来てくれない施工会社がほとんどだと思います。それは仕方ないとして、呼べばちゃんと来てくれるのかシッカリ確認しておきましょう。

施工会社のアフターメンテナンスが頼りないと感じるようなら、どんなに気に入った物件でも大幅減点です。

それほどアフターメンテナンスは大事なのです。

【まとめ】建売住宅の選び方

建売住宅を選ぶときは、人によって要望が違うのが普通です。大事なことは、その要望を整理して優先順位を付けておくことです。

優先順位リストにのっとて点数を付けながら物件を見て回ってください。きっと、100点満点の家がないこと気づくと思います。

ナツダ
そのことに気づけば「高望み」や「買ってから後悔」も少なくなります。

何十年も住む家ですから、多少苦労してもシッカリ納得がいく選択をしましょう。

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ナツダ アツシ

ナツダ アツシ

高気密高断熱を得意とする注文住宅の会社で、約8年間営業職を経験。インテリアコーディネーターの資格保有。自宅の分譲マンションを、スケルトンからリノベーションして居住中です。「家探し」や「家づくり」のノウハウを、わかりやすく解説します。

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