リフォームの予備知識

リフォームするのに最適な時期は?安くなるタイミングある?

ナツダ
元住宅営業マンのナツダです。リフォームやリノベーションのノウハウを、わかりやすく解説します。

リフォーム工事をするとき「最適な時期はいつだろう?」とか「安くなるタイミング、いつかな?」と疑問に思うことがありますよね。

リフォーム工事は「住宅設備や建材が壊れたときにする」と考えている人が多いです。でもじつは、適切な時期にメンテナンスすることで寿命を延ばすことができるのです。

住宅設備や建材は壊れるまで待たず、耐用年数に合わせてメンテナンスしてください。それが住宅をながもちさせる秘訣です。

ナツダ
修繕リフォームは、高くつきます。適切なメンテナンスは、生涯リフォームコストを抑える効果があります。

リフォーム工事は、決まった「安くなるタイミング」はありません。でも、値引きしてもらうコツはあるので、チャレンジしてみましょう。

この記事で、値引き交渉のコツやリフォームの時期、住宅設備や建材の耐用年数について解説します。リフォームをご検討中の方は、参考にしてください。

リフォームが安くなる時期はあるか?

アイ
リフォーム工事は、値引きしてもらいやすい時期ってあるんでしょうか?たとえば、リフォーム会社の決算期を狙うのはどうでしょうか?

新築では、よく「決算前は値引きしてもらえる」と言われます。リフォーム工事でも、値引きしてもらいやすいのでしょうか。

じつは、決算期を狙ってもあまり意味がないです。特別に「この時期だから安くなる」というのはないでしょう。

値引きに関しては、会社の方針に左右されます。値引きする会社は、決算でなくても値引きしてくれます。

ナツダ
逆に、値引きしない会社は売上目標に足りていなくても値引きしないです。ですが、値引きしてもらえる可能性が0%ということではありません。

では、値引きが常態化していないリフォーム会社から値引きしてもらう方法をご紹介します。

リフォーム会社に値引きしてもらうコツ

アイ
リフォーム工事の値引き交渉を成功させるコツはなんですか?

私が務めていた注文住宅の建築会社も、基本的に「値下げ不可」でした。ですが、以下の5つの条件が整えば値下げすることがありました。

値下げに影響する条件

  • ・あと○○万円値下げしたら確実に契約してもらえる
  • ・ホームページに載せる「お客様の声」を書いていただける
  • ・値下げの額が大きすぎない
  • ・工事の難易度が高くない
  • ・お施主様が良識的な人(理不尽な要求をされない)

リフォーム会社は、値下げするときに以下の2つのことを気にしています。

  1. 値下げする代わりに、何かメリットが欲しい
  2. トラブルに対処するための原資を残しておきたい

リフォーム会社も「値下げするなら、わが社にもメリットが欲しい」と考えます。契約の確約や「お客様の声」は、その「メリット」に該当します。

そこは満たしてあげた方が、値引きしてもらいやすいでしょう。ギブ&テイクです。

ナツダ
お客様の声や施工事例の写真をいただけると、かなり嬉しいです。

リフォームは、一筋縄ではいきません。いざ工事を始めてみると、想定してなかった問題が出てくることも珍しくないです。

問題を解決しようにも、お施主様から追加費用をいただきにくいケースが多々あります。そういうときは、リフォーム会社が利益を減らして対応します。

リフォーム会社が高額値引きをしてしまうと、問題が起こったときに赤字になるリスクがアップするのです。

ナツダ
新築工事は、こういうリスクが低いです。

ですから、リフォーム会社は利益率が低い工事は請けたがりません。赤字になるぐらいなら、請けないほうがマシだからです。

そこを考慮してあげたほうが、値引き交渉は成功しやすくなります。値引きをお願いする額は、工事の難易度を考慮してほどほどにしましょう。

あと、面倒な性格の方もご注意ください。優秀な営業マンほど「あ、この人は面倒だな」と思ったら適当な理由をつけて即降ります (利益率が高いなら、話は別ですが)。

ナツダ
住宅ローンも、よく似ています。破たんリスクが高い人ほど融資が受けづらく、融資してもらえたとしても金利が高くなります。

リフォームをすると決めた時期(きっかけ)は?

つづいて、リフォームをする最適な時期を探ってみましょう。

そもそも、みんなどんなことがきっかけでリフォームを決めるのでしょうか?

参考になるリクルートの調査(2014年8月)があるので、みてみましょう。

リフォームのきっかけ(一戸建て)

  1. 住宅設備が古くなった、壊れた(39.8%)
  2. 家が古くなった、老朽化した(35.5%)
  3. 設備の使い勝手に不満がある(27.1%)
  4. 外観の見栄えが悪くなった(19.5%)
  5. 建替えをするより費用が少ない(11.9%)

リフォームのきっかけ(マンション)

  1. 住宅設備が古くなった、壊れた(43.5%)
  2. 設備の使い勝手に不満はある(30.5%)
  3. 家が古くなった、老朽化した(26.0%)
  4. 中古住宅を購入した、する予定(19.1%)
  5. 間取りに不満がある(17.6%)

やはり、壊れたり老朽化したときに必要に迫られてリフォームする方が多いようです。

じつは、これはあまり合理的な方法ではありません。なぜなら、住宅はメンテナンス費より修繕費の方が圧倒的に高額になるからです。

ナツダ
たとえば、外壁と屋根。塗り替えを怠り雨漏りした場合、塗り替えの5~10倍程度の修繕費用がかかるケースもあります。

住宅設備や建材は耐用年数を把握しておき、時期が来たら早めにメンテナンスしましょう。

住宅絵設備や建材のリフォーム時期の目安

以下は、住宅絵設備や建材のおよその耐用年数です。この時期を目安に異常がないかチェックして、大事になるのを防ぎましょう。

場所 不具合が出てくる時期の目安 メンテナンス箇所
キッチン 10年~20年 機器の修繕、取り換えなど
お風呂 10年~20年 機器の修繕、取り換えなど
トイレ 10年~20年 機器の修繕、取り換えなど
給湯器 10年~15年 機器の修繕、取り換えなど
壁紙 5年~15年 貼替、下地改修など
無垢材:3年~10年
その他:10年~20年
ワックス、キズ補修、下地改修、取り換えなど
玄関ドア・窓サッシ 15年~30年 断熱性能向上、取り換えなど
外壁・屋根 10年~20年 洗浄、塗り直し、コーキング打替など

キッチン風呂トイレ洗面台などの水まわりは、機器の耐用年数が10年程度と言われています。実際には、丁寧に使いメンテナンスすればもっともっと長持ちします。

室内の壁や床は、下地が傷む前に維持管理しておけば少ない費用で修繕できます。特に、防蟻処理結露対策はやっておきたいですね。

窓サッシ玄関ドアも、新商品が出るたびに防犯と遮熱・断熱性能が向上しています。築20年や30年などの節目に交換すると、見た目だけでなく光熱費の節約や住環境の快適化に役立ちます。

【まとめ】リフォームするのに最適な時期や安くなるタイミング

リフォームは、住宅設備や建材の耐用年数に合わせてメンテナンスしましょう。丁寧に維持管理することで、住宅にかかる総リフォームコストを抑えられます。

リフォーム価格が安くなる時期は、とくにありません。会社によってマチマチで、値引きしない会社もたくさんあります。

値引き交渉をするなら、金額はほどほどにしておきましょう。工事代金の1~3%程度が妥当です。

工事の先が読みにくいリフォームは、利益率を下げにくいです。そこを考慮してあげることが、値引き交渉の成功につながります。

\リフォームは見積もり比較が大切/
  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ナツダ アツシ

ナツダ アツシ

高気密高断熱を得意とする注文住宅の会社で、約8年間営業職を経験。インテリアコーディネーターの資格保有。自宅の分譲マンションを、スケルトンからリノベーションして居住中です。「家探し」や「家づくり」のノウハウを、わかりやすく解説します。

-リフォームの予備知識
-

© 2020 Home Sweet Home